どさんこライダーが北海道ツーリングで気を付けている装備

どさんこが作る北海道ツーリングガイド

みなさんこんにちは、どさんこライダーのこんどうです♬

北海道でツーリングする時に地元のライダーってどんな装備で走っているのか気になりますよね。

今回は札幌の平均気温から北海道をバイクで走るときの装備について考えていきます。

今回の結論)ユニクロのライトダウンは常に持っておこう。

寝袋の選び方はこちらをご覧ください。

北海道の平均気温と体感温度

私は北海道に住んでいて早い時では3月中旬頃からバイクに乗り始めます。

とはいえ、まだ雪が残っている時期にバイクに乗るなんて、そうとうなバイク好きの部類に入ると思いますが・・・

3〜4月ではホッカイロを10枚以上貼って走るくらいのバイク大好きなんです♬

では札幌の平均気温について気象庁のデータを参考に体感温度について説明していきますね。

5月のここ20年で一番低かった平均気温は2005年の10.7°でした。

逆に一番高かった平均気温は2019年の15.7°と、バイクで走るにはまだまだ寒いですね。

だいたい12°〜13°くらいということは、月の半分は一桁の気温と考えた方が良いです。

特にゴールデンウィークは5月でも前半の時期なので、北海道でキャンプツーリングをするのは避けた方が良いでしょう。

この時期にキャンプをする場合はガチの冬山装備を用意した方が良いです。

実際今年の2021年は4月30日に雪が降った地区もあり、札幌の最高気温は5月4日まで10°以下でした。

この時期はトンネルの出入り口など凍結していることがありますので、走行には充分注意して下さい。

バイクで走る場合はがっちがちの冬装備をオススメします。

6月になるとやっとまともに走れるようになってきます。

6月札幌の平均気温は最低で2006年の15.7°、最高は2010年の19.2°でした。

まだ20°以下なのである程度の重ね着をしないと、走っているうちに段々と底冷えしてきます。

特に朝晩はジャケットの中にライトダウンを着た方が良いです。

私の場合、6月は天気予報を見て最高気温が25°を超えない限りは、上下ヒートテックを一応着て出発しています。暑けりゃ脱げばいいので。

この時期気をつけるポイントとしては1枚余分に着て寒さ対策をすることと、ライトダウンは必ず持ち歩くことです。

キャンプをする場合は朝方の冷え込みに対応するため、寝袋の対応温度に気をつけて下さいね。

北海道の7〜8月はバイク旅で最高の時期ですね。暑すぎず寒すぎずでとても走りやすいです。

札幌の平均気温はやっと20°を超えてきます。

最高では2010年8月の24.9°、最低で2003年7月の17.7°でした。

たまに物凄く暑い日がありますが、メッシュジャケットを着て走れるのは1シーズンでだいたい2〜3回程度です。

ですので道外から来る方はメッシュジャケットはそれほど必要ないと思います。

私はこの時期が一番バイクに乗ってて風が気持ち良いですね〜♬

9月の平均気温はだいたい20°を切ってきて、最低では2001年の17.1°です。

この時期は6月と同じくらいなのですが、春と違って地面が温まっているためか意外と走りやすいです。

キャンプも普通にできますね。

そしてこの時期特有の西陽がとても綺麗で、キャンプ場で夕陽を眺めながら呑むビールが最高に美味いのです!

10月はいよいよシーズンオフが近づいてきます。

平均気温で一番低かったのは2016年の10.6°ですが、高くても2019年の13.3°なので、だいたい一桁気温だと思って下さい。

しかしながら、10月には「紅葉」という魅惑のキーワードが北海道にはあるんですよね〜〜♬

この時期でしか味わえない最高のロケーションをぜひ感じて欲しいです。

月別のオススメ装備

5月の装備

ジャケット:冬用で雨に対応したタイプ。私はクシタニのゴアテックスにインナーがついているタイプを使用しています。あとネックウォーマーは必須です。

グローブ:冬用のグローブとグリップヒーターもしくはハンドガード。手が冷えてブレーキレバーが握れなくなるのは非常に危険です。気温次第で夏用グローブとグリップヒーターを併用しています。

キャンプ:この時期のキャンプは相当慣れた人だけにしたほうが良いと思います。寝袋は最低でもモンベルのダウンハガー♯1くらいは必要でしょう。

予備:カッパは絶対必要です。この時期に雨に降られたら低体温症になる可能性もあります。ライトダウンは必須。長期滞在の場合は体が濡れた時の着替えとタオルなどを用意しておいてください。ちなみに私はモバイルバッテリー式の電熱ベストを着ています。

6月の装備

装備:3シーズン用の取り外しが可能なインナー付きジャケット。インナーを脱着することで体温調節しましょう。

グローブ:私の場合は夏用を使用してグリップヒーターで調整しています。グリップヒーターがない場合は冬用と夏用の手袋を使い分けると良いです。

キャンプ:寝袋はモンベルの♯3とネイチャーハイクのダウンの2つを持って、その日の気温に応じて重ねて使うか決めています。この時期は気温差の波があるので、日によって対応を変える工夫が必要です。

予備:この時期もライトダウンは必ず持っていきましょう。ツーリングバッグにホッカイロをいくつか入れておくことで、地域間の気温差に対応できると思います。

7〜8月の装備

装備:この時期は夏用のジャケットを着れますが、メッシュジャケットはシーズン中数回しか着れません。メッシュジャケットを着用する場合でも追加のインナーとしてロンTを1枚常備しています。

グローブ:薄手のメッシュグローブで走れます。

キャンプ:寝袋は1枚で良いと思います。私はモンベルの♯3を使用しています。ネイチャーハイクの寝袋1枚だけだと明け方に足元が寒かったことがあったので常に保温性は重視しています。

予備:カッパはどの時期でも必須です。バイクで走っている時はちょうど良い気温が多いですが、一旦止まるとかなり暑さを感じることがありますので、制汗ボディシートなどを常備しておくと良いでしょう。

9月の装備

装備:インナーを取り外せるタイプのジャケットか、夏用ジャケットにダウンで調整するのがオススメです。

グローブ:夏用で問題ないですが、予備で厚めのグローブを用意しておくと良いと思います。私はカッパを入れるケースにゴアテックスのグローブを入れて常備しています。

キャンプ:この時期のキャンプは西陽がとても綺麗で印象深いキャンプになると思います。明け方の気温はかなり冷え込んでくるので、寝袋は厚手のもので対応して下さい。私は6月と同じく2枚重ねで寝ています。

予備:カッパは必須です。ライトダウンとカイロは常備しておきましょう。

10月の装備

装備:北海道のバイクシーズンはいよいよ終了に近づきます。完全に冬装備でいきましょう。

グローブ:冬用の暖かいグローブとグリップヒーターを使用して下さい。

キャンプ:10月は前半まででバイクのキャンプは限界だと思います。営業を終えるキャンプ場も多くなります。寝袋は冬用でマイナスの気温に耐えられるものを使用して下さい。

予備:紅葉がとても綺麗なのでカメラは持っていった方が良いです。あと、防寒対策のグッズはフルで用意しておきましょう。

まとめ

北海道は時期によって装備の内容を大きく変える必要がありますが、朝晩の気温差にも十分気を付けて体温調節して下さいね。

あと、今回は札幌の気温を基準に考察してみましたが、函館と釧路、稚内などでは普通に気温差が10°以上あります。長距離を移動する場合は気温の変化に対応できる装備を心がけて欲しいです。

それではご覧いただきましてありがとうございました。

良い北海道ツーリングになることを祈ってます♬

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