初心者向けiPadで描く風景画の描き方。

お絵描き

先日やっと暖かい気温になってきましたので、キャンプツーリングをしてプロクリエイトで風景画を描いてきました。

風景画を描くなんて小学生の写生会以来なのでまともに描けるか不安でした。

でもいったん描き始めるとこれが結構楽しくて、あっというまに時間がたってしまいましたね。

キャンプ場でコーヒーでも飲みながら絵を描くなんて、なんと優雅な時間なんでしょう。

とても気持ち良いのでぜひ皆さんも試して見てくださいね。

下書きを描く

まずは実際の景色を見ながら下書きを描いていきます。

使用したブラシは鉛筆のHBです。

椅子に座って、目線の高さから水平線の位置を決めていきます。

最初に自分の目で見た水平線の位置を明確にしておくことが風景画を描くときの基準になります。

そのあと、目線より高いか、低いかを意識しながら船や木などの配置を描いていきます。

最初に下書きを描くときは手元ばかりに集中せずに、なるべく実際の景色を見てペンを動かすようにします。

色を塗っていきます。

下書きが描きおわり全体の構図が決まったら、さっそく色をつけていきます。

木の質感出すために白のチョークを使用して細かく線を入れています。

水面はエアブラシを使用して2色に塗り分けましたが、あまりにも真っ青になったので、ゆるく消しゴムで全体を撫でるような消し方をしました。

水面を描くのは難しいですね。私の今後の課題です。

奥の山は山頂の木をなるべく意識して描きました。

こう見ると奥の山に立っている木は100メートルくらいの高さがありそうですね♬

手前の雑草は近い場所なので細かく描いていきます。

草の先っぽにふさふさしたものがついているので意識して描きます。

ブラシは「描画」の「リトルパイン」を使用しています。

筆の太さと透明度は何度も試し書きをして調整して描いてください。

木の葉っぱを一枚ずつ描いていきます。

小学生の時に木の葉っぱを「大きなうちわ」みたいに描いていたら、先生に「もう少し葉っぱを細かく描くといいよ」と言われたことがあったので、今回は葉っぱを一枚ずつ描きました。

これは正直大変でしたね。こういう木や葉っぱを抽象的に描ける人ってすごいと思います。

葉っぱは「インキング」の「マーキュリー」を使用しています。

船も描いていきます。

船は最初線をきっちり描いていたらなんだかチープな感じがしたので、消しゴムでぼかしています。

手前の地面も塗っていきます。

草の生え際に気をつけて描いていきます。

観察してみると、道路の端っこの方は土が溜まっているので意識して描きました。

背景の山は色を塗った後に白の透明度をかなり上げてエアブラシで吹き付けることで空気感を出しています。

木が寂しいので、もっと葉っぱを書き加えていきます。

一枚ずつ葉っぱを描く作業は修行のようでした。

もう少し効率良く描く方法を勉強する必要がありますね。

背景の空を描いていきます。

レイヤーを足してスプレーでグラデーションをかけていきます。

初めに薄い水色を上半分に塗って、次にもう少し濃い水色を透明度を上げて重ねていきます。

上に行くにつれて濃いブルーになるよう3回程度重ねて塗ります。

ブラシはエアブラシのソフトを使用しました。

雲は「エレメント」の「雲」というブラシを使うと簡単に雲っぽくかけます。

雲にも影をつけて空の完成です。

背景のレイヤーを移動させて、山の後ろ側に来るように調整します。

全体的になんだかハリがないと感じたので観察してみると、落ち影がないのが原因のようでした。

陰影は光の当たっている部分に強弱をつける感じですが、落ち影は完全に光に当たらない部分を描くことです。

落ち影が無いとなんだかハリの無い絵になるようですね。

落ち影も単一の黒ではなく、描く物体に合わせて濃い色を選択します。

草の落ち影はグリーン系の濃い色。

木や、道路の落ち影は茶系の濃い色を使用しました。

影が付いたことでなんだか絵にメリハリが出た感じがします。

初めてiPadで描いた風景画にしてはいい感じに出来上がったかな〜♬

制作には3日程かかりました。

慣れたらもう少し早く描けるかな?

今回描いた場所はこんな感じです。

見比べると、葉っぱが全然足りないですね。

もっと練習が必要です。

それでは、ご覧いただきましてありがとうございました♬

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