初心者でも描ける「室内から見た風景画」の描き方。

お絵描き

私はiPadで絵を描き始めて2ヶ月程度ですが、「プロクリエイト」というアプリを使用することで割とカンタンにこのような風景画を描くことができるので説明していきます。

それではさっそく見て行きましょう。

レイヤーを分けて下書きを描く

まずは下書きを描いていきます。

下書きのブラシは鉛筆のHBを使用しています。

今回は室内から見た風景画を描くことで窓ガラスに映る照明を描くことに挑戦していきます。

窓枠はプロクリエイトの機能でクイックシェイプを使用するとカンタンに直線を描くことができます。

照明の位置はざっくり描いていきますが、窓枠の部分は細かいところまでしっかり描いていきます。

クイックシェイプは直線を引いた後、ペンを画面につけたまま保持することで綺麗な線に自動修正してくれる便利機能です。

クイックシェイプの説明について詳しくはこちらをご覧ください。

次にレイヤーを変更してテラス部分と背景の下書きを描いていきます。

室内と室外のレイヤーを分けることで色の塗り分けやテラス部分を描くのがやりやすくなります。

窓枠レイヤーのチェックを外して、テラス部分の床を描いていきます。

窓枠と外のレイヤーを分けたことで、窓枠を気にせず描くことができるので便利ですね。

こういうところがデジタルの良い部分ですね〜♬

床は縦と横の線が入っているので、実際の風景を見ながら消失点を確認して線を引いていきます。

消失点がiPadの画面の外側に来るときは、ピンチインして縮小すると描きやすいですね。

遠近法と消失点についてはこちらをご覧ください。

テラス部分の描き方

テラスの床部分を描きました。

横の線は線を引いた後、1行おきに消しゴムで消すという地味な作業をしています。

私は割とこういう地味作業も好きなんですよね〜♬

テラス部分のテーブルと椅子を描いて行きます。

これが今回の絵の主役なので、よ〜く実物を見て模写していきます。

直線部分はクイックシェイプを利用してカンタンに描いていきます。

柄の部分や傘の部分の細かいディテールを書き加えていきます。

柄の部分はソフトスプレーで濃い茶色を重ねて「木炭」の「チャーコール」のブラシで質感を再現してみました。

床のレイヤーを表示させると少しずつテラスっぽくなってきましたね!

背景を描きます

背景もレイヤーを変えて別に描いていきます。

レイヤーを変えて描くことでプロクリエイト機能の「カラードロップ」を使いやすくなります。

ここでは大体の色を選択して塗りつぶします。

背景にもディテールを描き加えていきます。

真ん中の濃い草は「タッチアップ」の「なびく髪」を使用しています。

3色程度で塗り分けて草の影になっている部分を表現しています。

手前の白い花は「スプレー」の「フリック」というブラシを使用して、iPadの画面をポンポンとタッチしていくだけで、カンタンに再現できまました。

奥の坂部分は「レトロ」の「ラド」というブラシを使用したのですが、ちょっと微妙でしたね。

ここまでのレイヤーを合わせるとこんな感じになります。

この日は山の斜面まで雲が降りてきていたので、左上に描いていきます。

ブラシは「オーガニック」の「レインフォレスト」を使用しています。

雲も白とグレーの2色を重ねることで、雲の影を表現しています。

レイヤー統合の問題発生

テーブルと椅子の影を描いている時に大問題が発生しました。

間違えて複数のレイヤーを統合してしまい、テラスの床と傘や柄の部分のディティールが消えてしまい、下書きのレイヤーも統合してしまったため、下書きの線を消しゴムで消すしかなくなりました。

原因はレイヤー操作をしたときに複数の指でタッチしたのが原因です。

すぐに2本指で2回タップして戻る操作を行えば良かったのですが、焦ってアプリを閉じてしまい戻せなくなってしまいました(泣)

今後レイヤー操作をする場合はペンのみで行うよう気をつけていきます。

まあ悔やんでも仕方ないので、「消える前より上手く描くぞと意気込んで描き直していきますよ♪

描き直しについて

床を描き直しました。

薄く塗った白い部分は雨に濡れた部分を表現しています。

床の板のエッジに白い線を引いて、光の反射を再現しています。

椅子やテーブルの影、傘や柄のディティールを描き加えました。

傘のフレームは単色で塗りつぶすのではなく、光のあたっている部分と影の部分を塗り分けています。

六芒星はお遊びで入れてます♬

地味〜に下書きの鉛筆線を消してテラス部分の完成です。

背景は雨模様でしたので、薄いグレーを重ねてぼかしています。

レイヤーを重ねるとこんな感じです。

雨模様ってなんだか寂しげですね〜

室内の照明を描く

室内部分を描いていきます。

窓枠は光の当たっている部分と影になっている部分の色を変えて、カラードロップで塗り分けていきます。

室内の照明はレイヤーを変えて描きます。

鉛筆で下書きを消失点を決めて放射状に書いた後、レイヤーを追加して照明を書き込んでいきます。

ガラスに映った向こう側の窓も再現していきます。

窓は水色に塗った後、レイヤーの不透明度を下げることで、カンタンに透明感を出すことができます。

この機能はほんと便利ですね〜♬

照明のレイヤーも不透明度を下げて透明感を出します。

チェックマーク横の「N」をタップして不透明度のバーを左に少しづつずらして調整していきます。

まとめ

途中アクシデントがありましたが、なんとか完成しました!

今回のチャレンジは窓ガラスに映る照明と床に映るテーブルと椅子の影でしたが、絵を描き始めて2ヶ月程度にしては、まずまず描けたかなと思います。

iPadとプロクリエイトのおかげですね♬

iPadは持ち歩きにとても便利ですし、絵を描くハードルを下げてくれる素晴らしいハードですね〜♬

それではご覧いただきましてありがとうございました。

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